グランドサークル最高だった話1
2年前にアメリカ西部のグランドサークルに
行ってきた時の話をしようと思います。
グランドサークル
グランドサークル(The Grand Circle)は、アメリカのユタ州とアリゾナ州の州境にあるパウエル湖という巨大な人造湖を中心に、半径230km の円を描いた時、その円(サークル)の中に含まれるエリアの呼称。
10の国立公園、16の国定公園、19の国立モニュメントや州立公園が、その円(サークル)の中に含まれる。 wikiより
イメージとしては、西部劇の舞台のような
赤くてだだっ広い荒野が広がっている感じです。
とにかく太古からの自然によってつくられたダイナミックな
光景が目白押しの土地で、ネイティブアメリカンの
土地でもあります。今でもナバホ族が治めていたりします。
小学生くらいの時からずっと憧れていた土地。
もう何がきっかけだったのかも思い出せないくらいですが、
何故か自分の心の原風景だ、とずっと思っていました。
行ったこともないのにね、なんででしょう。
そんな憧れの土地に、いわゆるハネムーンの
行先にしてもらって大地を踏みしめることが出来た次第です。
良いツアーがあったのも嬉しかった。
行った先は
盛りだくさんでした!
一番のお目当てはアーチーズ国立公園。
アーチ型の奇岩がたくさんあるところで、
前にアーチーズの写真集と出会ってから
憧れを募らせていたところです!
アーチーズに関しては後日また。
今回はブライスキャニオンの紹介を。
まず見てくださいこの圧巻の光景!!!
すごすぎる絶景なのは間違いないのですが
最初は霧がかかっていてぼやけていたところに
突如パァっと晴れてこの光景が出てきたのが
またロマンティックでした…!
まずインスピレーションポイントというスポットで
見渡したのですが、まさしくインスピレーションに
訴えかけられる感覚。考えるな、感じろってやつですね。
霧がかっていた時はこんな感じ。
これはこれで妖精の里のようで幻想的。
ここに幻想世界のおともだちがいても
もはやビックリしません。
むしろいない方がおかしくない?くらいの光景。
おびただしい数の奇岩!!
トルコのカッパドキアにあるギョレメの谷を思い出しました。
風や水による浸食でこんな形が出来上がってしまうなんて
自然どうなっとんじゃと感嘆しか出てきません。
雪の降る季節は大部分が通行止めになってしまう
らしいのですが、4月末くらいに行ったので
全体的にちょうどいい季節でした。
ナバホループという簡単なトレイルコースも。
赤土の上を歩くので、少し湿り気がある場合は
靴に結構べったりつきます。
途中いくつか名前のついてる岩のポイントや
ちょっとした度胸試しのような細い道を渡る場所も。
基本高いので高所恐怖症のひとは大変かも。
私は高いところ大好き野郎なので大興奮でした。
あの小さい奇岩たちを近くで見るとこんな感じ。
アイヌのニポポ人形にも見えてきた。
↓
これは網走刑務所敷地内にあった大きいニポポ人形。
ブライスキャニオンは旅程の割と最初の方に
行ったのでいきなり脳天に衝撃を受けた心地でした。
ここも夕陽の時間がすっっばらしいらしいのですが
行ったのは午前中なのでそれは鑑賞ならず…。
機会があれば何度だって行きたいグランドサークルなので
死ぬまでにブライスキャニオンの夕陽も拝んでみたいものです。
では、他の土地はまた後日。