グランドサークル最高だった話6
さて、行き先はモニュメントバレー。
その途中にある
地球を割ったような果てしない一本道。
見覚えある方も多いかと思います。
名作映画『フォレスト・ガンプ』で
フォレストが走るのをやめたところのロケ地だそうな。
立札が立ってます!
大地と青空によく似合う立て看板。
フォレストガンプは観たのが遠い昔すぎて
話をあまりよく覚えてないので
近々また観たいところ。
見えている道の端っこすら自力じゃ
辿り着ける気がしません。
アメリカに来て何が見たかったって
赤茶色の大地にずーーーーっと続く道、
の風景だったのでここは感慨深かった…
ロケ地になったのも頷けますわ。
立った時の大地の吸引力がすごい。
常套句ですが、
人間なんてほんとちっぽけだわ
と素で思ってしまいます。
でもこの道を作ったのは人間だし
ほんとにそういう感想が出てくるような
ところへは私はまだ触れてさえいないのだ。
宇宙へ行ったらどういう感想を抱くのでしょう。
宇宙も星空も浪漫だけれど、
私はこの荒野にずっと立ちたかった。
憧れていた光景にいざ立つと、じわじわとした
感動がたしかに胸にあふれて苦しくなるのですが
何を思っていいのかわからなくて
ただ「ここにいる」って確認するのが精いっぱいな気がする。
可能ならば日が落ちるまでずっとその場に
留まって、落ちきるのを見つめていたかったです。
炎天下だったけど。
ちょっと曲がりくねり。
北海道遊びにいった時もウワー道まっすぐだ!と
わくわくしたものですがそれどころではなかった…。
北海道の道はファームがたくさんあるところの
左右どっち見ても牛か馬!!みたいなとこが好きです。
圏外だわガソリンスタンドないわで
ここで立ち往生したらどうしようと冷や冷やしましたが!
文明に慣らされている…。
普段見ないような素晴らしい景色を見ると
「絵みたい!」とつい言ってしまうのですが
写真みたいな絵見ると「写真みたい!」って
言っちゃうんですよねー。
結局なんだ、どっちなんだい。
言葉にできないようなものを見た時に
自分の言葉にできるくらいの表現力は身に着けたいです。
口ポカーンあけておわっちゃうから…。
でもそれはそれでいいような気もする。
よくばりですね。
今日はこの辺で。
車のナンバープレートがいちいちかわいかったので
ユタ州のものをひとつ。デリケートアーチだ!